親子で楽しむ!小学生におすすめの自由研究!
夏休みの課題の定番「自由研究」。
毎年、「今年は何にしようか」と悩む子どもが多くいます。
それは、親も同じです。きっと悩みの種の一つでしょう。
一昔前までは、市販の工作キットや貯金箱を作るご家庭も多くいましたが、
最近ではオリジナリティ溢れる作品を提出する子どもが増えていました。
子どもと親が一緒に作り上げることで、「一緒に頑張った」と思える作品を作りませんか?
思い出に残る自由研究例を紹介したいと思います。
【魚をさばいて料理しよう♪】
スーパーに売られている魚は綺麗にさばかれた状態の切り身や刺身が多いですよね。
しかし、お店によっては丸々一匹の状態で売られているところもあると思います。
晩御飯の料理の際、あえて大きめの魚を丸々一匹購入してみてはいかがでしょうか?
きっと大きな魚を見ただけでも、「大きい!」「なんて言う魚?」など、子どものテンションは上がります。
今回は、この魚を使った研究例を紹介します。
■準備するものは?
・包丁
・まな板
・キッチンペーパー
・調理ばさみ
・スマホ(カメラ)
・魚の図鑑(あれば)
アジやサバは解剖中のパーツが小さいのでハマチや大きめの鯛などが手に入りやすく分かりやすいと思います。
意外と面白いのは、イカやタコです。一般的な魚とは違って、調べていると「へ~!」となることが多いです。
初心者は、包丁だけで魚をさばくことは非常に難しいです。骨の部分などは調理ばさみを活用すると上手にさばけますよ。また、魚の血を取り除くためにキッチンペーパーを使うことをおすすめします。
■手順は?
①何という魚か調べる。
②さばき方を調べる。
③さばきながら体のパーツを写真にとる。
④調理して食べる。
⑤模造紙(画用紙)にまとめる。
はじめは、親も分からないことだらけだと思います。
ここがポイントです。
「どうやってさばくのかな?」
「この魚はどこから届いたの?」
「どんな漁なのかな?」
「どうやって食べるのがおいしいの?」
「人間と同じように胃や脳もあるの?」
子どもにこんな些細な疑問をたくさん出させてください。
この疑問を広げることが、「調べたい!」という欲求につながります。
例え親が知っていることがあっても、あえて最初は知らないふりをしましょう。
最近ではYOUTUBEなどを見ると、さばき方を分かりやすく解説してくれた動画も多くあります。
小学生の家庭科(5・6年生)でも、包丁の使い方のページが載っていますので学びの場になります。
理科では人間や動物の体の学習もあります。
そのため、学習内容の予習にも効果的です。
教科書や動画を見比べる際は、必ず子どもの隣で一緒に見てあげましょう。
晩御飯のおかずとして食べると、まさに食育にもなるでしょう。
■まとめ
魚が料理にでるたびに、子どももきっと思い出すのではないでしょうか?
意外と強烈なインパクトが残る研究だと思います。
魚釣りに行った帰りに「さばいてみたい!」と思ったり、他の魚も知りたいと思ったりするようになれば、大成功ですね。
親の姿が子どもの一番の教科書です。
「自由研究なんて面倒くさいな~。」と親が言ってしまうと、子どもも面倒だと感じます。
しかし、親が毎年楽しみにしていると、きっと子どもも楽しみにすると思います。
気を付けるべきことは「主役は子ども」であることです。
親が暴走しすぎては本末転倒で、子どものやる気がなくなってしまいます。
いろいろなアイデアを提案し、興味の幅を広げてあげてくださいね。
親子で楽しい思い出ができますように。