礼儀正しさ、マナーがある人は幸せ?その理由とは

礼儀正しい人とそうではない人、どちらがよいかと考えると礼儀正しい方がよいと誰でも思うでしょう。でも、礼儀正しさとは、どんなことを指すのでしょうか。

面倒で難しいと感じる礼儀やマナーですが、礼儀正しい人はいろいろな面で得です。今回は礼儀正しさとは何か、なぜ得なのかをお話します。

礼儀正しい人の普段の行動

あいさつをする

礼儀正しい人はいつでも自分からあいさつをします。自分の機嫌によって周りの人にあいさつをしたり、しなかったりする人には周りの人はどう対応してよいかわからなくなります。いつでもあいさつをする人には、自分に好意的だと感じて、安心感を覚えます。

安心感を覚える相手は信頼できます。このような相手は一緒に仕事をしたり、語らうのにふさわしい人ですし、もし困っていたら助けてあげたくなるはずです。

敬語を使える

礼儀正しい人は、始めて合った人や明らかに目上だとわかる人には敬語で話します。いつでも気楽な口調で話す方が相手に親しみを感じてもらえそうですが、実はそうではありません。

どんな人にも遠慮のない口調で話すことは、人の家の中にいきなり土足で踏み込むのと同じです。きちんと玄関からあいさつをして家の中に入るのと同じで、敬語を使って話すことで、人は心を開き、相手を迎え入れる準備ができます。

食事のマナーがよい

食事のときのマナーがよいのも礼儀正しい人の特徴です。これは一緒に食事をする人が楽しめるように、不愉快な思いをしないようにという気遣いがある人のことです。

食事のマナーは、箸の使い方やお椀の持ち方だけではありません。例えば出てきた料理に文句をいったら、一緒に食事をする人は気分がよくありません。食事のときの話題に気を配れる人は礼儀正しさを持っているといえるでしょう。

礼儀正しさは思いやりでできている

ここまで例をあげてきたように、礼儀正しさというのは、自分以外の人への思いやりから身につくのだとわかります。そして思いやりは実際に、マナーという形をとって現れます。だから礼儀正しさを持っている人は周りから信頼され、愛されます。

礼儀正しさが身につくまでは、確かに面倒で難しいこともありますが、周りの人たちとうまくやっていくためには、必要だとわかったはずです。

礼儀正しさを身につけるために今日からできること

礼儀正しさを身につけるために、一番簡単にできるのは自分からあいさつをすることです。あいさつがかえってくるかなどと考える必要はありません。自分からあいさつをするという働きかけで、周りの人に安心感を与えるのだと考えましょう。

安心感を覚えると周りの人の反応が変わります。自分は一層周りの人のための行動がとれるようになるでしょう。つまり礼儀正しさが自然と身についていきます。

結果として周りの人との関係がうまくいき、幸せな生活が送れるようになるのです。礼儀正しさを身につけていると、得ができるのです。