親子の一大行事!最新ランドセルマーケット事情

来年再来年に新小学生になる子供の為に「ランドセルを買おう!」と思い立っているあなた。いざ探すとなるとデザインや素材、機能性。子供の希望のカラーなど。たくさんの選択肢がありますよね。

新たな門出を迎える子供が6年間一心同体となり共にするランドセル。ランドセル市場は年によってばらつきはあるものの注文時期が早まっています。早い時期の情報収集が大事です。親として一番気になるのは、やはり価格帯ですよね。一体今の小学生が持つランドセルはいくらなんでしょうか。

ランドセルにかけるお金とは

少子化社会において一人ひとりの子供にかけるお金も年々上昇傾向です。ランドセルにおいても平均価格は年々上昇傾向ですが低価格が売りのランドセルも続々販売されています。日本鞄協会ランドセル工業会のデータによると、2020年のランドセル購入金額平均¥53,600でした。

今は格安でも高品質なんじゃないの?

一昔前までははランドセルは百貨店にわざわざ出向いての一家の一大行事でした。ですが昨今は普段から馴染みのある全国展開されている量販店ニトリやイオンで販売されています。その分、子供も近い存在になり親としても手に入りやすいのが魅了。

低価格と言えど年々高品質になっており、ニトリはシリーズやカラーバリエーションも増えています。イオンはイオンオリジナルブランドはもちろん。中価格になるCMでおなじみ天使のはね、定番ブランドのフィットちゃんまでも。有名スポーツブランドのランドセルもありますが価格は鞄専門店と同程度になります。筆者は二人の子供のランドセル活動を終えており量販店のランドセルを始めに手に取り模索しましたが、低価格のランドセルはやはり背負い心地が良くはなく元気盛りの小学生だと¥40,000を切るランドセルは壊れやすい印象でした。

  • ニトリ

約¥20,000~¥50,000までのラインナップ。

  • イオン

¥33,000~¥82,500までのラインナップ。

価格は気にしないが、革製品は堅く重いんじゃないか?

有名鞄ブランドが出店しているランドセルはどうなのだろう。子供のことを思うと軽いクラリーノがいいのだろうか。そういう葛藤がある親も少なくないだろう。

ですがやはり高価格なランドセルはやはり背負い心地が段違いに違う。背当てや肩ベルトのクッション性や走ったり跳んだりしても肩に余計な負担がかかりにくい設計など細やかな場所にまで配慮が行き届いています。軽く柔軟性がある素材から元気よく使う子供が細かいキズをつけたとしても馴染み目立たず型崩れしない素材など様々。やはり6年使うものなので新学期事に見た目に違いが出ます。

  • 土屋鞄

¥64,000~¥140,000 のラインナップ。

  • 生田ランドセル

¥52,500~¥85,700 のラインナップ。

  • 池田屋

¥49,500~¥98,000 のラインナップ。

メーカー比較をしてみましょう。

メーカーごとの低価格商品を比較するとやはり差はありますが、格安メーカーの高価格商品と鞄ブランドの低価格商品だと違いが少しです。何故そこまで鞄ブランドのランドセルをおすすめするかというと保障の違いがあります。

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壊したランドセルを持ち帰ってきた!

格安でも悩み決心し子供に贈ったとても安い買い物と言えないランドセル。遊んで壊してしまったと帰って来る日...。考えたくはないですが親の視点として故意に壊す可能性は0ではないと思いませんか。ボロボロのランドセルを背負っている元気があり余る子供は少なくはないはず。

ですが今回取り上げたランドセルメーカーはすべて6年間故障保障、修理時の無料ランドセル貸出のオプションがついています。6年保証はいまや最低基準になってきました。

だとしたら安いメーカーが良いのじゃないかと考えるかと思いますが、ここが大きなポイントであり格安のランドセルはもしもの時に対応していません。

  • ニトリ

万が一の故障に保証あり、一部有償。

  • イオン

不具合や通常の使用での故障のみ保証あり、一部有償。

  • 土屋鞄

ふざけていて壊れた、傘などで大きな傷がついた場合も無償保障。

  • 生田ランドセル

自分でお友達に壊されたしまった、故意に壊した場合も無償保証。

  • 池田屋

いたずら書きや汚れシワ、キズ以外の故意の故障、保証書がなくても無料修理、修理不能の場合無料交換。店頭でその場で修理。

このように、鞄ブランドのランドセルは遊んで壊してしまった場合もすべてのメーカーが往復送料無料と手厚い保障が付いています。

それでもとにかく格安がいい。

格安のランドセルを求める場合、ニトリ店舗で型落ちアウトレットの展示品や、11月~3月は各種大手メーカーの型落ち品セールが例年行われています。カラーや素材などは人気順に売れるので早いもの勝ちです。

ランドセルは一心同体、子供の相棒。

持ち帰る教材も多く共働きで働く親が多いこのご時世、学童や児童クラブの荷物などもプラスで多くの荷物を持ち帰りします。やはり価格に総じて素材の違い。価格で選ぶと1,2年後にもうぺしゃんこになってしまったり。もし壊してしまっても修理代金もかかります。

大切な子供が6年間欠かさず使うもの。価格ではなく品質で選ぶのがおすすめです。

何より、一番は、やはり現物を手に取ることです。

ランドセルを背負って新たなステージへ飛び立つ我が子。

徹底して親子共に満足いくランドセルを見つけるランドセル活動をして下さい。